川越市議会 令和7年第3回(6月)定例会
一般質問の概要
| 通学路の徹底的な安全対策 | |
|---|---|
| 【課題】 | 新宿町二丁目の踏切や脇田本町交差点で、児童の安全が脅かされる状況が続いている。 |
| 【提言】 | 踏切の遮断時間見直しや、交差点での自転車降車徹底など、児童の命を守るための抜本的な対策を強く要望。 |
| 【成果】 | ラバーポール設置による歩車分離を実現。警察と連携した取締り強化や、安全啓発キャンペーンの実施を約束させました。 |
| シニアの生きがい・交流の場づくり | |
| 【課題】 | 西口地区の人口増・高齢化が進む中、身近にグラウンドゴルフなどができる公園や広場が不足している。 |
| 【提言】 | 立体道路制度の活用や新宿町一丁目広場の早期整備により、高齢者が自宅の近くで活動できる環境を整えるべき。 |
| 【成果】 | 令和8年度夏の広場供用開始に向けた着実な推進と、多角的な公園確保策の検討を市から引き出しました。 |
| 生活環境の改善とにぎわい創出 | |
| 【提言】 | 長年の課題であるムクドリ被害への対策強化と、ウェスタ川越等のイベント情報の市民への周知徹底を要望。 |
| 【成果】 | 自治会への対策機材貸出し制度が運用開始。より効果的なイベント広報について、市と指定管理者の検討が始まりました。 |
(1項目についての一般質問:全文)
中原秀文議員 議長から発言の許可を頂きましたので、通告いたしております川越駅西口周辺地区の諸課題について(パート3)を一般質問させていただきます。
これまでもこの議場で何度となく申し上げましたように、川越駅西口では平成二十六年三月に現在の歩行者用デッキが整備をされ、平成二十七年三月にはウェスタ川越が供用を開始しました。さらに、令和二年六月にはユープレイスがオープンし、それに合わせて歩行者用デッキの延伸も行われました。ウェスタ川越は十年、ユープレイスは五年が経過し、川越駅西口の顔として定着してきているものと感じております。また、コロナ禍を経てまちのにぎわいも戻り、活気にあふれてきているようにも感じているところであります。
私は令和三年九月議会と令和五年三月議会で川越駅西口周辺地区の諸課題についてと題し、二回にわたって一般質問をさせていただきました。二回目の質問から二年以上が経過しましたので、その後の進捗状況や対応状況について改めて確認させていただければと思い、通告をさせていただきました。
それでは、早速質問をさせていただきます。
まずは、ユープレイスの状況についてお伺いいたします。
前回の御答弁ではユープレイスの利用状況として令和四年十月の一月の利用者数は銀行利用者を除いて約十七万四千人と過去最高を記録したとのことでした。また、ユープレイスで開催されたイベントについても、令和三年度は計十五回開催され、約一万二千五百人、令和四年度は令和五年一月までに十二回の開催で約一万千五百人の集客があったと伺っております。さらに、川越市民サービスステーションの利用者数も増加傾向にあるとの御答弁がありました。
一回目の一点目として、その後のユープレイスの利用状況やイベントの実施状況並びに川越市民サービスステーションの利用状況の推移について確認をさせていただければと思います。
次に、ウェスタ川越についてお伺いいたします。
前回の御答弁では、新型コロナウイルス感染症の終息がまだ見えない状況であるものの、にぎわいの回復に向けてイベント情報の発信や広報の強化に努めるとのことでした。私の見る限りでは、コロナ禍前の状況以上にウェスタ川越のにぎわいが回復してきているようにも感じております。
そこで、二点目として、コロナ禍明けのウェスタ川越のにぎわい回復に向けどのような取組が行われたのか、また、この十年間の施設利用状況の推移の傾向と交流広場のイベント開催状況についてお伺いいたします。
川越駅西口周辺地区において、都市計画道路川越所沢線と中央通り線の事業も進めていただいていることは承知をいたしておりますが、こちらの事業に関して幾つかお尋ねいたします。
まず、三点目として、川越駅西口地区における都市計画道路川越所沢線と中央通り線の現在の整備の進捗状況についてお伺いいたします。
前回の御答弁では、都市計画道路川越所沢線上にあるウェスタ川越北側のバス乗降場も含め川越駅西口周辺地区における送迎バス等の乗降場については、川越駅西口周辺整備を進めていく中で適地についても併せて検討するということであったかと思います。
四点目として、都市計画道路川越所沢線の事業が進んでいる中で、送迎バス等の乗降場のその後の検討状況はどのようになっているのかお伺いいたします。
また、ウェスタ川越北側交差点のすぐ東側にある市道一六四五号線の変形交差点の安全対策についても、都市計画道路川越所沢線の事業を進める中で具体的な対策を進めることになっていたかと思います。
五点目として、市道一六四五号線の交差点の安全対策についてその後の検討状況についてお伺いいたします。
次に、川越駅西口周辺地区における一般車両の路上駐車対策についてもお尋ねいたします。
前回は特に夕刻から夜九時過ぎまでの一般車両の路上駐車について確認をさせていただきました。その際、川越駅西口周辺は川越警察署が交通取締りの最重点地域として位置づけており、警察による取締りが実施されているとのことでした。また、市としてもより効果的な看板設置場所を選定し、できるだけ早い時期に設置する方針が示されていました。
そこで、六点目として、川越駅西口周辺地区における路上駐車対策のその後の市としての対応状況について確認をさせていただければと思います。
次に、川越駅西口周辺地区における通学路の安全対策について幾つかお尋ねいたします。
まず、通学路となっている新宿町二丁目の踏切の安全対策についてですが、この踏切は横断距離が長く、特に低学年の児童が渡り切るのに時間がかかる状況となっていました。市としてもこの課題は認識しており、御答弁でも通勤時間帯には児童の安全な通学に支障が出ることも想定されるとのことでした。こうした状況を踏まえ、児童の安全な通学を確保するため、学校や保護者、地域と連携しながら対応について検討を進められるとの御答弁であったと記憶をいたしております。
そこで、七点目として、通学路となっている新宿町二丁目の踏切の安全対策について、その後の検討状況についてお伺いをいたします。
この踏切の南側の新宿二丁目地内の通学路には五差路もあり、車も自転車の通行も多く、とても危険な状況でした。地域の育成会からも安全対策としてガードレールの設置を要望していましたが、検討の結果、設置は難しいとの結論に至ったようであります。しかし、市の職員の皆さんがさらに検討を重ねてくださり、その御尽力の結果、御覧いただいているようなラバーポールの設置によって歩道と車道を明確に区分していただきました。また、巻き込み防止のためコーナーにもポールを設置していただきました。これにより、地域の保護者の皆さんにも安心していただいておりますし、私の元にも感謝の言葉をたくさんいただいており、本当にありがたく思っております。この場をお借りして、市職員の皆さんの御努力に改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
次に、通学路となっている脇田本町交差点についてですが、自転車に乗ったまま横断歩道を渡ることで児童の安全が脅かされる状況が続いております。この課題に対する市としての対応として、自転車への注意を促す看板を設置していただいたことは感謝をいたしております。ただ、看板を設置した後も自転車を降りずに横断歩道を渡る方が後を絶たず、なかなか改善されていないのが現状なのであります。この状況を踏まえると、より抜本的な対策が必要なのではないかと考えております。
そこで、八点目として、通学路でもある脇田本町交差点において、自転車から降車せず渡ることについて何らかの抜本的な対応が必要と考えますが、市としてのお考えをお伺いできればと思います。
次に、通学路でもあるユープレイス前の歩道の安全対策についてですが、前回の御答弁では、ウェスタ川越へ向かう側と駅へ向かう側の通行区分を示す路面標示をすることは難しいものの、児童の安全な通学が重要であるという市の認識を示していただきました。また、その上で必要な対策を検討するとの御答弁を頂いております。
その後の検討状況について第九点目としてお伺いいたします。
続きまして、川越北環状線の四車線化事業についてお尋ねいたします。
この事業に関する前回の質問への答弁では、関係する権利者を対象に説明会を開催し、その後用地測量に着手する予定とのことでした。
また、県とも連携しながら事業の進捗に努めていくとの回答を頂いておりましたが、その後の進捗状況について十点目としてお伺いいたします。
前回はムクドリ対策についてもお伺いいたしました。市職員の皆さんが毎年毎年対応してくださっていることは、私もよく存じ上げております。川越駅西口周辺地区の皆さんからも毎年ムクドリを追い払ってもらいありがたいという感謝の言葉が私の元にも届いております。この場をお借りして、改めてお礼を申し上げたいと思います。
また、前回の御答弁ではムクドリ対策の機材について自治会などへの貸出しを他市の事例を参考にしながら検討するとのことでしたが、その後の状況について十一点目としてお伺いしたいと思います。
次に、立体道路制度を活用した公園や広場の設置についてお尋ねしたいと思います。
川越駅西口周辺地区のような人口の割に公園や広場が少なく需要が高い中心市街地では新たな土地を確保することが難しいため、これまでもこの議場で立体道路制度を活用した公園や広場の整備について何度か御提案をさせていただいております。前回は都市計画道路中央通り線の整備を進める中で、立体道路制度の活用についても御質問をさせていただきました。その際には、制度の適用要件や道路法、都市計画法などの手続、さらには他都市での先行事例の調査なども行われると伺っておりました。そして、幾つかの課題があることから、引き続き調査研究を進めるとの御答弁でした。
そこで、今回は改めて中央通り線整備における立体道路制度活用についてこれまでに調査研究された具体的な内容と現時点で認識されている課題について、十二点目としてお伺いしたいと思います。
川越駅西口周辺地区においては、世代を問わず多くの方が暮らしており、交通量も多いため、特に子供たちやシニアの方々の安全確保が最も重要と考えております。この点については以前も申し上げましたし、前回の議論ではこの地域に住むシニアの方々が生きがいを持って生活できるような都市基盤整備の在り方についての市の考えもお伺いいたしました。その御答弁の中で、生きがいのある生活環境を実現するために、公園や広場への快適なアクセスを確保するウオーカブルな歩行空間の整備の重要性について言及されていたかと思います。また、今後もこの地域の安全確保と生きがいを持てる生活環境の実現に向けて取り組んでいくとのことでした。
そこで、一回目の最後に十三点目として、新宿町一丁目広場の事業の進捗状況も含め、この二年間で進められ多世代の方々が生きがいを持てる生活環境の実現に向けた具体的な取組状況についてお伺いいたしまして、一回目といたします。
吉田瑶子都市計画部長 御答弁申し上げます。
初めに、ユープレイス及び川越市民サービスステーションの利用状況についてでございます。
まず、ユープレイスにおける事務所や店舗等につきましては、事業者からの報告によりますと、令和六年度は約二百九万人の方に御利用いただき、開業以来、前年度比増で推移してございます。各種イベントにつきましては、令和六年度は九回のイベントが実施され、約一万五千六百人の来場者があり、毎年一万人以上の方にお越しいただいている状況でございます。
また、川越市民サービスステーションにつきましては、令和六年度は福祉総合相談窓口の窓口相談実績が約七千件、川越しごと支援センターの利用実績が約五千二百件、川越駅西口連絡所の窓口取扱件数が約十一万三千六百件となっており、年度による差はございますが、開設以降の利用者は継続して十万人以上で推移しており、ユープレイスが市民の利便性向上、地域の活性化、新たなにぎわいの創出に引き続き寄与しているものと考えてございます。
次に、都市計画道路川越所沢線と中央通り線の整備の進捗状況についてでございます。
川越所沢線につきましては、国道一六号の新宿町三丁目交差点から北に約百メートルの区間において、交差点改良事業として平成二十八年度に事業着手し、昨年度、右折帯及び歩道の整備が完了いたしました。また、その北側であるウェスタ川越までの約二百四十メートルの新設区間において、令和四年に都市計画事業認可を取得して用地取得に着手しており、昨年度末時点での用地取得率は約三六%となっておりますが、一部については土地区画整理事業での整備も検討しており、各種設計調査や権利者意向調査、関係機関協議などを実施し、事業実施について対象権利者の九割強から同意を得ている状況でございます。
中央通り線につきましては、事業認可の取得に向け、権利者意向調査や一部区間での測量等を実施しているところであり、事業用地の先行取得につきましては、川越市土地開発公社等において令和六年度までに四カ所、約三千五百平方メートルを取得しております。
次に、送迎バス等乗降場の検討状況についてでございます。
川越駅西口周辺における送迎バス等乗降場につきましては、送迎バス事業者等で構成された川越送迎バス協議会と協定を結び、周辺道路交通の安全と円滑化を図っているところでございます。令和二年七月以降、乗降場は暫定的に利用している二カ所も含め計七カ所配置されており、川越送迎バス協議会を中心に誘導及び整列指導員の配置や、バスの一時待機場所として朝のピーク時間帯はウェスタ川越の大型駐車場を借用するなどの取組を実施することにより、周辺交通状況にも配慮しつつ、スムーズな乗降ができるよう運用されてございます。
また、暫定利用の乗降場の取扱いも含めた送迎バス等乗降場の適正配置の検討につきましては、事業中の川越所沢線の供用開始後は、交通量や交通動線が大きく変わることが予想されることから、事業の進捗も踏まえつつ、送迎バス等による乗降が周辺交通に与える影響等について関係機関とも連携して調査検討を進める予定でございます。
次に、市道一六四五号線の交差点の安全対策の検討状況についてでございます。
当該交差点におきましては、歩行者が時折危険な横断をしている状況を把握しており、その安全対策につきましては、今後の都市計画道路川越所沢線の道路築造工事着手に当たり、埼玉県警との協議を進める中で、道路構造や路面標示等に関する具体的な対応策を検討、実施してまいりたいと考えております。
次に、中央通り線整備における立体道路制度の活用に係る調査研究の内容、課題についてでございます。
立体道路制度は、道路の区域を立体的に定め、道路以外の空間利用を可能にすることにより、道路の上下空間での建築を可能にし、道路と建築物との一体的整備を実現する制度でございますが、これまで適用要件や必要となる道路法、都市計画法等の手続に加え、先行事例の調査を実施してきたところでございます。
中央通り線整備におきましては、公園や広場を確保する方策の一つとして立体道路制度を活用する可能性はあるものと考えてございますが、先行事例を調査した限りでは、建築物に付随する小規模な緑地を除き当該制度を活用して公園等のみを整備した事例は確認できておらず、また、仮に道路上空に公園等を整備した場合、道路構造上の問題があることや費用対効果などの課題が考えられるところでございます。そのため、中央通り線整備におきましては、立体道路制度以外の手法も含め公園等を確保する方策を幅広く検討してまいりたいと考えております。
最後に、川越駅西口地区整備におけるこの二年間の取組についてでございます。
まず、子供から高齢者まで多世代の方々が憩い、集い、交流できる場として仮称新宿町一丁目広場の整備に着手し、令和五年度に用地取得及び広場の設計業務を行い、令和六年度に第一期工事として造成を中心とした基盤整備を実施したところでございます。また、令和六年度には樹木の植樹費用についてふるさと納税を活用したクラウドファンディングを実施し、予定額を上回る多くの御支援を頂きました。
今後の予定といたしましては、本年度も引き続きクラウドファンディングを実施するとともに、施設整備を中心とした第二期工事を行い、令和八年度夏頃の供用開始を目指して事業を進めてまいります。
また、広場に安全かつ快適にアクセスするための道路ネットワークとして、都市計画道路川越所沢線、補助幹線道路市道〇〇〇九号線及び市道一五二六号線の整備を進めてまいりました。これらの道路はバリアフリーに配慮した歩道を備えた計画となっており、ウオーカブルな歩行空間整備に寄与するものとして、この二年間で仮称新宿町一丁目広場前を含め複数箇所での歩道の供用を開始しているところでございまして、引き続き事業推進に努めてまいります。
以上でございます。
奥富和也文化スポーツ部長 御答弁申し上げます。
コロナ禍明けのウェスタ川越のにぎわい回復に向けた取組状況についてでございます。
コロナ禍以降の取組といたしましては、新たにウェスタ川越のホームページ上で大ホールにおいて三六〇度のバーチャル画像が確認できるシステムの導入や、ユーチューブで会議室等の貸室の内覧動画を配信するなど、利用者のさらなる利便性の向上によりにぎわいの創出に努めてきたところでございます。
次に、過去十年間の施設利用状況の推移の傾向でございます。
大ホールの利用件数を例に挙げますと、開館当初の平成二十七年度の二百六件から徐々に増え、コロナ禍前の平成三十年度には三百七件、コロナ禍の影響を最も受けた令和二年度に八十三件まで落ち込みましたが、コロナ禍が明けて回復し、昨年度は三百三十一件となり、大ホールを含めた施設全体としましても、コロナ禍前と同程度まで利用状況が回復したものと認識しております。
また、交流広場でのイベント開催状況でございますが、コロナ禍では開催を控えている状況が見受けられましたが、現在ではくらしをいろどるFarmer,sMarketやウェスタdeランチといった飲食をメインとしたものや、県民ふれあいフェスタといった子供も楽しめるものをはじめ多種多様なイベントが開催され、にぎわいを見せている状況となっております。
以上でございます。
矢崎東洋市民部長 御答弁いたします。
初めに、路上駐車対策の対応状況についてでございます。
川越駅西口周辺につきましては、引き続き川越警察署が路上駐車の交通取締りの最重点地域に指定し、路上駐車の交通取締りを実施しております。
本市といたしましても、令和五年三月にユープレイスの東側の道路に「この道路は駐車禁止です」という注意看板を二枚設置したところでございます。
次に、新宿町二丁目の踏切の安全対策についてでございます。
通学路となっております当該踏切につきましては、これまでも地域の皆様から交通安全対策の御要望を頂いており、グリーンベルトを設置するなどの対策を行っております。
令和六年度には、地元の育成会の皆様からの御意見を伺うなどいたしまして、踏切前後のグリーンベルトにラバーポールを設置するとともに、踏切周辺の道路では、踏切南側五差路の南東側道路に「学童注意」の路面標示及び通学路を表す警戒標識を設置し、安全対策を行ったところでございます。
また、踏切を渡るための時間をより確保できるよう、遮断時間の見直しについて鉄道事業者に確認を行いましたところ、当該踏切については、東武東上線及びJR川越線の両路線が運行しており、列車の運行上、現状以上の遮断時間の短縮は困難との回答がございました。
引き続き、児童が安全に通学できるよう、学校、地域等と連携しながら、交通安全対策に努めてまいりたいと考えております。
次に、脇田本町交差点を通過する自転車への安全対策についてでございます。
当該交差点における交通安全対策といたしましては、議員御紹介のとおり、令和五年三月に「自転車は降りて横断しましょう」という注意看板を四カ所に設置いたしましたが、その後もさらなる対策を求める声が寄せられている状況でございます。そのため、昨年及び本年五月にも、川越警察署に当該交差点の危険な自転車運転について取締りの強化を要望したところでございます。
本市といたしましても、当該交差点の自転車利用に対する注意喚起キャンペーンを実施することなどを検討しているところでございます。
令和八年四月から、自転車の交通違反に対する反則金制度が導入される見込みでありますことから、今後も関係機関等と連携しながら、交通ルールの遵守と交通マナーの向上を呼びかけてまいります。
最後に、ユープレイス前の歩道の安全対策についてでございます。
当該歩道内は、通行区分の設定はなく、歩道上に歩行者の通行を区分する路面標示を設置することが難しいため、送迎バスの乗降場付近に「学童注意」の注意看板を設置することを検討いたしました。しかしながら、看板の位置や視認性に課題がありましたことから、設置には至らなかった状況でございますので、児童が安全に通学できるための必要な対策を引き続き検討してまいります。
以上でございます。
大成一門建設部長 御答弁申し上げます。
県道川越北環状線の四車線化事業の進捗状況についてでございます。
県道川越北環状線の四車線化につきましては、埼玉県が県道川越日高線小室交差点から国道一六号脇田新町交差点までの約一・二キロメートルの区間において事業に取り組んでいる状況でございます。
県におきまして、令和四年度は道路設計や用地測量の実施、令和五年三月に地元住民を対象とする事業説明会を開催してございます。令和五年度は物件調査の実施、令和五年十二月に地元住民を対象とする事業説明会を開催してございます。
なお、事業説明会につきましては、本市の担当職員も参加してございます。令和六年度からは、用地取得に着手しているところでございます。
現在の進捗状況につきましては、川越県道整備事務所に確認しましたところ、国道一六号との交差点付近などの用地取得を進めており、事業区間にある五基の送電線の鉄塔の移設候補地についての用地交渉を並行して進めているとのことでございます。
本市といたしましても、引き続き県と連携して事業の進捗が図れるように努めてまいります。
以上でございます。
渡邉靖雄環境部長 御答弁申し上げます。
ムクドリ対策機材の自治会等への貸出しの状況についてでございます。
ムクドリは、都市の環境に適応し、駅の周辺や近隣の樹木、電線等に一斉に集まることが多く、ふん害や騒音等が問題となっておりましたが、令和元年度に試験的に専用機材による追い払いを行い、一定の効果が確認できたことから、令和二年度に機材を導入し、職員による追い払いを実施しております。
令和五年四月には、ムクドリ被害を受け、自主的な対策を希望する自治会等へ、市が保有する機材の貸出しを可能にする規程を定め、貸出しを行っております。
貸出し実績といたしましては、令和五年度は二自治会、令和六年度は一自治会に対し貸出しを行っているところでございます。
以上でございます。
中原秀文議員 一回目の多岐にわたる質問に対し、それぞれ御答弁を頂き、ありがとうございました。
ユープレイスは、コロナ禍でのオープンであったにもかかわらず、オープン当初からの御努力により、川越市民サービスステーションも含め、その後も多くの方に利用していただいているということを理解させていただきました。
ウェスタ川越についての御答弁では、コロナ禍で利用件数が大幅に減少したようですが、その後は利用者への利便性の向上にも努められたこともあり、コロナ禍前以上に回復してきていることを理解をさせていただきました。
また、交流広場でも、多種多様なイベントが開催され、にぎわいの創出に寄与されているということを確認をさせていただきました。
ただ、せっかく様々なイベントが開催されているにもかかわらず、私の住む川越駅西口周辺地区の住民の方からは、交流広場で様々なイベントが行われているようだが、いつどのようなイベントが開催されているのか、全く分からないといったような声が幾つも届いております。
そこで、二回目の一点目として、ウェスタ川越の交流広場で実施するイベントを市民に分かりやすくお知らせする方法についての、市のお考えをお伺いいたします。
川越駅西口周辺における都市計画道路川越所沢線と中央通り線の現状についても伺いました。
見た目では大きな変化は感じられていませんでしたが、川越所沢線に関しては、対象権利者の九割強の方から同意を得ていることから、大きく進展していることを理解させていただきました。
中央通り線も含め、引き続き事業の推進に御尽力いただければと思います。
送迎バス等乗降場についても御答弁を頂きました。御答弁の内容は、前回と大きくは変わらない御答弁であったかと思います。
川越駅西口周辺地区には多くの方が住まわれており、また、住民以外の方も多く利用されておりますので、今後も住民と利用される皆様の安全を第一に運用されますようお願いいたします。
また、乗降場の配置並びに市道一六四五号線の安全対策については、川越所沢線の事業の進捗を踏まえつつ検討を進めるとのことでした。
何とぞ、住民と利用者の安全を第一に考えていただき、また交通渋滞対策なども考慮しつつ、検討を進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
川越駅西口周辺地区の夕方以降の一般車両の路上駐車については、駐車禁止の注意喚起の看板を設置していただいたことは私も認識をいたしておりましたが、なかなか改善されていないことを見ますと、ほとんどの車が乗車しての駐車のため、対策に苦慮しているのだろうと推察をいたしております。
夕方の交通量の多い時間帯とも重なりますので、引き続き御対応をお願いできればと思います。
通学路の安全対策についても、それぞれ御答弁を頂きました。
新宿二丁目の踏切付近の安全対策については、市としても様々御対応いただいたことも御答弁いただきました。改めて感謝を申し上げます。
低学年の児童が路線を渡り切るまでの時間の課題につきましては、鉄道各社の事情もあり、難しい課題であることも再認識をさせていただきましたが、引き続き御尽力いただけるとありがたく存じます。
脇田本町交差点の横断歩道を自転車が降車せずに横断する問題に関しましては、これまで長い間の難しい課題であり、様々対応いただいてきておりますが、なかなか改善されていないことに関しましては、残念に感じておりました。
御答弁では、注意喚起キャンペーンの実施も検討されており、また反則金制度の導入もされる見込みであるとのことでしたので、それらの効果を期待したいと思います。
通学路であるユープレイス前の歩道の課題に関しては、引き続き検討されるとの御答弁でした。
まちのイメージを損なわないよう、看板ではなく歩道自体に通学路である旨を標示する方法も有効ではないかと考えますので、方法の一つとして併せて御検討いただければと思います。
川越北環状線四車線化事業の進捗状況に関しても、詳細に御答弁を頂きました。
最大の懸案事項でありました送電線の移設に関しても、用地交渉が進められている状況であり、事業が着実に進んでいることを理解させていただきました。
引き続き、県と連携し、事業の推進に御尽力いただければと思います。
ムクドリ対策についても御答弁を頂きました。
この二年の間に、自治会への機材の貸出しを可能とする規程を定め、既に貸出しの実績もあるとの御答弁でした。
二年前も申し上げましたが、ムクドリは鳥獣保護法により保護されているため、根本的な解決は難しいながらも、自治会等とも協力しながら対応に当たっていただいている市の職員の皆様には、改めて感謝を申し上げたいと思います。
これからも継続的な対応を、どうぞよろしくお願いいたします。
御答弁では、立体道路制度を活用した中央通り線整備地の公園や広場の設置については、可能性はあるものとの御認識も示していただきました。
実際に実施するに当たっては、様々な課題があることも御答弁を通じて理解をさせていただきました。
市としても御認識をいただいていると思いますが、川越駅西口地区においては、近年もマンション建設が進んでいることもあり、人口が増加傾向にあります。
新宿一丁目広場を心待ちにされている方が大勢いらっしゃることは認識させていただいておりますが、この広場では、グラウンドゴルフをプレーすることは難しいと伺っております。
他にたがわず、川越駅西口周辺地区においても高齢化が進んでおり、シニアの方の楽しみとして、住まいの近くでグラウンドゴルフをプレーできることは生きがいにつながっているということは、これまで何度もこの議場で述べさせてきていただいております。
御答弁では、中央通り線整備においては、立体道路制度以外の手法も含め、公園等を確保する方策を幅広く検討してくださるとのことでしたので、ぜひともシニアの方の生きがいづくりの環境を整えるという観点からも、検討を進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
多世代の方々が生きがいを持てる生活環境の実現に向けた取組について、新宿町一丁目広場の進捗状況を含め、御答弁を頂きました。
新宿町一丁目広場については、クラウドファンディングも活用しながら、よりよい広場を目指して努力を重ねられていることを確認させていただきました。また、新宿町一丁目広場周辺の道路の整備に当たっては、バリアフリーに配慮した道路を備えることで、ウオーカブルな歩行空間の整備に寄与するものとのお考えの下、事業が進められており、引き続き事業を進めていくとの御答弁でした。
先ほども申し上げましたが、新宿町一丁目広場のオープンを心待ちにしている方も大勢いらっしゃいますので、ぜひとも、川越駅西口周辺地区に暮らす皆さんと川越駅西口を利用される皆さんが、いいまちになったなと感じていただけるようなまちとなるよう、引き続き御尽力をいただけますようお願いいたします。
最後に一点、市長にお伺いいたします。
一回目の冒頭でも申し上げましたとおり、川越駅西口ではウェスタ川越の供用開始から十年、ユープレイスのオープンから五年という節目を迎えております。
川越駅西口の中でも、私が住む脇田本町に注目をすると、ウェスタ川越が供用を開始した十年前の平成二十七年一月一日時点では、人口が二千八百一人でした。それが十年後の令和七年一月一日には三千二百四十六人となり、平成二十七年比で十六%増の四百四十五人増と、大幅な人口増加の状況にございます。
さらに、川越駅西口周辺地区では、現在も新しいマンションの建設が続いており、今後も人口が増加することが予想されますし、他にたがわず高齢化も加速度的に進んでいることは避けられない状況でございます。
最近では、特に都市部を中心に、七十五歳以上の方が運転免許を返納されるケースが増えてきています。そうした状況を踏まえると、たとえ市内にすばらしい広場が整備されていたとしても、御自宅から遠ければ、どうやってそこまで行こうかと、高齢の方が利用をためらわれることも十分に考えられるわけです。
高齢化が進む中で、こうした不安を感じる方は、今後ますます増えていくのではないでしょうか。
だからこそ、シニアの方々が自宅の近くで生きがいを持てる、活動できる環境を整備することは、これらの高齢化社会において非常に重要な政策の一つではないかということは、改めて申し上げておきます。
今回の議論を通じて、川越駅西口周辺地区では、多くの事業が進められている一方で、様々な課題があることについて、市長にも御認識をいただけたのではないかと思います。
最後に、今回の議論を踏まえ、川越駅西口周辺地区のまちづくりに対する市長の思いやビジョンを、二回目の二点目としてお伺いいたしまして、私の一般質問といたします。
奥富和也文化スポーツ部長 御答弁申し上げます。
ウェスタ川越の交流広場で実施するイベントの広報についてでございます。
交流広場では、本市や埼玉県主催の事業、または施設利用者主催の事業など、様々なイベントが実施されており、そのイベント情報につきましては、主催者がSNSやチラシを活用し、イベントごとに広報活動を行っているところでございます。
今後につきましては、ウェスタ川越のさらなるにぎわいの創出に向け、イベント情報のより効果的な発信について、指定管理者と検討を進めてまいります。
以上でございます。
森田初恵市長 答弁申し上げます。
川越駅西口周辺地区のまちづくりに対する私の思いやビジョンについてでございます。
川越駅西口周辺は、本市の第四次総合計画や都市計画マスタープランにおいて、広域的商業業務機能を有する中心市街地とされ、立地適正化計画ではコンパクトプラスネットワークのまちづくりに向け、都市機能誘導と居住誘導を図ることとされており、これまで、これらに基づいた都市基盤整備等のまちづくりが進められてまいりました。
その結果、川越駅西口周辺では、新たな商業業務施設の立地によるにぎわいが創出され、人口は増加傾向にあり、地価もコロナ禍を除き上昇しております。
私は、このような高いポテンシャルを生かし、現在取り組んでいる道路ネットワークや新宿町一丁目広場の整備などを着実に進め、子供の居場所、遊び場所づくり、雇用の維持、創出、民間活力の導入、道路の整備、高齢者が安心して生きがいを持って住み続けられる地域づくり、防災・減災の推進などを実現してまいりたいと考えております。
以上でございます。