川越市議会 令和7年第5回(12月)定例会
一般質問の概要
| 道路冠水対策 | |
|---|---|
| 【課題】 | 豪雨によるハイブリッド車の廃車被害が発生。夜間の注意喚起が不十分。 |
| 【提言】 | SNSや新システムによる「リアルタイムな情報発信」を市長に提言。 |
| 【成果】 | システム導入を含めた迅速な発信体制の検討が約束されました。 |
| 学童保育の「19時の壁」 | |
| 【課題】 | 保育園との30分の差が、共働き世帯の離職リスクに。 |
| 【提言】 | 安心して働き続けられるよう、「19時までの延長」を強く要望。 |
| 【成果】 | 支援員確保など、延長に向けた具体的な検討が開始されました。 |
| 給食の質と量 | |
| 【提言】 | 残菜問題と「足りない」という声を精査し、配膳方法の工夫による「満足度の向上」を求めました。 |
(2項目についての一般質問:全文)
中原秀文議員 議長から発言の許可を頂きましたので、通告に従い、道路の冠水対策について並びに児童を取り巻く環境整備についての二項目について一般質問をさせていただきます。
まず初めに、道路の冠水対策について伺います。
多くの市民の皆様も感じておられることと思いますが、近年の雨の降り方は、これまでとは様相が異なり、まさに尋常ではないと言えるような激しい降雨が増えております。その影響もあり、これまで冠水の報告がなかった場所でも冠水が発生していると認識いたしております。
先日、私の知人から次のようなお話を伺いました。その方の知人が市内の道路を運転中に冠水箇所へ進入してしまい、結果として車が故障し、廃車を余儀なくされたというのです。しかも、その車はハイブリッドカーであり、数百万円の損失になったとのことであります。
その後、御本人に直接お会いして詳しくお伺いしたところ、その出来事は、昨年、令和六年八月三十日、台風第十号の影響下で、夜九時半頃、市内の下広谷地区の市道〇〇八六号線上で発生したとのことでした。雨が降っても、多少冠水していても、ふだんは通行できていたため、今回も通行できると思い、そのまま進入してしまったそうです。その際、水かさもそれほどではないだろうと考え進入したところ、エンジンが停車し、再始動して一度は動いたものの、しばらくしたら車が全く動かなくなり、修理も不可能と判断され、やむなく廃車せざるを得なくなったと伺いました。その件を受けて、私自身も現場を確認してまいりました。
御覧いただく写真のとおり、一見すると、なだらかで冠水するような道路には見えないのですが、車がつかるぐらいの冠水があったということで、大変驚かされました。冠水注意の表示があるものの、夜の降雨時においては、十分に注意喚起として機能しているとは言い難い状況に見受けられました。こうした現場の実態を踏まえると、冠水対策の重要性を改めて痛感いたしました。
この話を伺い、私自身も市内の道路の冠水対策は、今どうなっているのだろうかと改めて考えさせられました。こうした被害を未然に防ぎ、市民の生命と財産を守るためにも、現状と今後の対策について議論を深めたいと考え、今回、このテーマを取り上げさせていただいた次第であります。
以上を踏まえ、まず市としての現在の対応状況について幾つか確認をさせていただきたいと思います。
この項目の一回目の一点目として、台風などの大雨時における道路冠水の実績について市としてどのように把握されているのか、市としての御認識を確認させていただきます。また、道路冠水が想定される箇所について、あらかじめ市として把握されているのかどうか、こちらも併せてお伺いいたします。
次に、二点目として伺います。
近年では、局所的かつ急激な大雨により道路が冠水するケースも見受けられるようになってきておりますが、こうした冠水の発生状況について市としてどのように把握されているのか確認させていただきます。また、実際に冠水が発生した際、その状況を市が把握するまでにどの程度の時間を要しているのかについても併せてお伺いいたします。
次に、三点目として、道路の冠水が実際に発生していると市が確認した際、どのような対応を取っておられるのか、その具体的な対応内容についてお伺いいたします。
また、道路の冠水に関する情報を市民の皆さんにいち早くお知らせすることは、被害の未然防止という観点からも非常に重要であると考えております。
そこで、四点目として、本市ではこうした冠水情報について市民に対してどのように情報発信を行っているのか。他市の取組状況なども含めて御答弁を頂ければと思います。
以上、この項目の一回目の質問といたします。
次に、二つ目の項目、児童を取り巻く環境整備について伺います。
私は先月、小学校に通うお子さんを持つ保護者の皆さんと意見交換をさせていただく機会を頂きました。その際、保護者の皆さんが感じている課題を幾つか確認することができました。この議場にいらっしゃる多くの皆さんも同様に感じておられるのではないかと思いますが、近年では小学校に通うお子さんがいる多くの御家庭が共働き世帯になってきているように感じます。さらに、市内には父子家庭、母子家庭もあり、同様の課題を抱えているのではないかと推察いたしております。私自身の子育て時代とは大きく変化してきていると実感しているところであります。
保護者の皆さんから頂いた御意見を中心に、児童を取り巻く環境について現状把握を含めどのように環境を整えていくべきかについて議論を深めさせていただければと思います。
まず初めに、児童の通学路に関する課題について三点ほど確認させていただきます。
この項目の一回目の一点目、通学路の課題の一つ目として、危険箇所の安全対策について伺います。
保護者や地域の皆さんから寄せられる要望を市としてどのように把握し、またどのように対応されているのかお聞かせいただければと思います。
二点目、通学路の課題の二つ目として、立哨当番について伺います。
先ほども触れましたが、小学校に通うお子さんがいる御家庭は共働き世帯が多く、また独り親世帯もあることから、当番への参加が難しいという声を伺っております。さらに、地域によっては、児童数が少ないために当番の回数が多くなり、保護者の皆さんが大変な思いをされているという声も聞いております。
そこで、市としては、このような状況をどのように認識し、どのように捉えているのかお伺いいたします。
一回目の三点目、通学路の課題の三つ目として、交通指導員の後任者確保について伺います。
通学路において危険性の高い場所では、交通指導員の方に立哨をお願いしていることは承知しておりますが、その交通指導員の方が退任される際、後任者を探すのに大変苦労されているという声を伺っております。さらに、後任者が見つからなかった場合にはどうすればよいのかと不安を抱えている保護者や地域の方もいらっしゃいます。
そこで、交通指導員の後任者について、現状のやり方では地域での確保に限界があるのではないかと考えますが、市として何らかの支援を行うお考えがあるのかお伺いいたします。
続きまして、子供たちの居場所づくりについて三点ほどお伺いいたします。
まず、一回目の四点目、居場所づくりの一つ目として、学童保育室の利用時間について伺います。共働き世帯の保護者の方から、市の保育園は夜七時まで預かってもらえるのに、小学校に入学すると、学童保育は午後六時半までとなり、仕事に影響が出てしまう、何とかならないでしょうかとの切実な声を伺いました。これは母子家庭、父子家庭でも同様の課題であると推察いたしております。
そこで、現在、公立学童保育室は十八時三十分までの開室となっておりますが、お迎えに間に合わない御家庭もあると聞いております。市の保育園が十九時まで開所していることを踏まえ、学童保育室についても同様に利用時間を延長することはできないかお伺いいたします。
一回目の五点目、子供たちの居場所づくりの二つ目として、長期休業中の児童の預け先について伺います。
学童保育をふだん利用していない御家庭でも、パート勤務や時短勤務をされている保護者にとって、学校の夏休みなどの長い休みの期間に子供の預け先に困っているという声を伺っております。こうした状況を市としてどのように認識し、どのように考えておられるのかお聞かせいただければと思います。
一回目の六点目、子供たちの居場所づくりの三つ目として、屋内における居場所の確保について伺います。
近年の猛暑により子供たちが屋外で活動することが難しくなっているという声を伺いました。夏場の子供たちの居場所を心配される保護者の方も多くいらっしゃいます。
そこで、猛暑期における屋内での子供たちの居場所の確保について市としてどのように考えておられるのかお聞かせいただければと思います。
一回目の最後に、七点目として、子供たちの学校給食について伺います。
二学期から給食費の負担軽減が始まり、経済的負担が減ったことに感謝し、ありがたいという声がある一方で、給食の量が足りないという子供たちの声も伺っております。給食の量と質については、この議場でもこれまで何度か議論されてきたところであります。給食の量が足りないという声がある一方で、過去の私どもの会派の海沼議員の質問に対する答弁から、多くの残菜が発生していることも認識させていただいております。
そこで、配食方法を工夫することで、給食が足りないといった量への対応はできないものかお伺いいたします。
以上、一回目の質問といたします。
大成一門建設部長 一項目めについて御答弁申し上げます。
大雨時の道路冠水実績と冠水発生が想定される箇所の把握についてでございます。
道路冠水につきましては、アンダーパスなど前後区間に比べ局所的に低くなっている箇所や周辺の土地利用状況などから雨水がたまりやすくなっている箇所などで発生してございます。
また、近年の傾向といたしましては、短時間の集中豪雨の頻発により、従来の想定箇所以外においても道路冠水が発生していると認識しているところでございます。
このような中、冠水が想定される箇所につきましては、過去の冠水実績を基に、道路冠水による交通への影響や被害規模などを考慮し、鉄道や高速道路のアンダーパスなど冠水実績のある場所についておおよそ四十カ所を想定してございます。
次に、大雨時の冠水把握と対応時間についてでございます。
冠水の把握につきましては、職員による主な冠水想定箇所へのパトロールや、アンダーパスに設置されている冠水感知センサーからの通報及び監視カメラの映像のほか、市民の皆様からの情報提供などにより把握に努めているところでございます。また、冠水による車両の事故などにつきまして、警察からの連絡により把握することもございます。
対応時間につきましては、道路パトロールの場合、冠水確認後直ちに必要な対応が取れる一方、ゲリラ豪雨などの場合、市民の皆様からの通報を受けてから現場対応まで時間を要することがございます。
最後に、道路冠水時の対応についてでございます。
現場を確認し、排水施設への雨水流入部にごみが詰まっている場合には除去し、排水機能の確保に努めるとともに、冠水状況や道路の利用状況に応じ冠水の注意看板の設置や警察と連携し通行止めの措置を行ってございます。
また、冠水表示板が設置されている箇所につきましては、冠水の深さに応じ、表示板に通行注意や通行止めが表示され、事故などへの予防保全を図っております。
以上でございます。
間仁田雅彦危機管理監 一項目めについて御答弁いたします。
道路冠水の情報発信についてでございます。
本市では、現地調査班や市民から道路冠水の通報が入った場合には、状況により道路班が現地を確認の上、通行止めを行うこともございます。通行止めを行った場合には、道路班から本部班へ連絡し、本部班または広報班が市ホームページやSNSなどを通じ情報を発信するよう努めているところでございます。
また、ほかの市の状況でございますが、県内の人口二十万人以上の自治体七市に聞き取り調査を行ったところ、通行止めの情報をホームページやSNSなどで発信している自治体が三市ございましたが、そのほかの四市につきましては、情報発信は行っていないとのことでございました。
以上でございます。
西貝俊哉学校教育部長 二項目めにつきまして御答弁申し上げます。
初めに、通学路における危険箇所への安全対策について保護者や地域などからの要望をどのように把握し、対応しているのかについてでございます。
保護者や地域の方が把握した通学路の危険箇所への改善要望につきましては、通学路は校長が指定していることから、通学路に関する要望は原則として学校窓口として学校管理課へ提出されます。その後、学校管理課を通じて、防犯・交通安全課へ提出され、防犯・交通安全課が関係部署へ取り次ぎ、対応を検討の上、学校へ回答する流れとなっております。
次に、給食の量への対応についてでございます。
学校給食の量につきましては、物価高騰により献立への影響が生じる前から給食の量が少ないとの声があることは認識をしているところであり、一方で残菜も一定量発生している状況もございます。
学校給食の提供に当たりましては、学校給食摂取基準に基づき、栄養価を確保した献立作成をした上で、児童生徒一人分の必要摂取量の給食を各学校に配送していることから、提供する量のみの調整で対応することは難しいと考えております。そのため、今後もより充実した給食の提供に努め、残菜の内容や量を把握することで献立作成にも反映させていくとともに、各学級では配膳方法を工夫しながらおいしく食べてもらえるように取り組んでまいります。
また、これまでも実施しておりますが、栄養士等が給食の時間に学校を訪問する機会をさらに増やし、児童生徒からその日の給食の感想を直接聞いたり、担任などから意見を聞いたりするなどして、様々な声を献立に取り入れてまいります。
いずれも学校との連携が必要であることから、今後は校長会等で学校給食に関する情報提供を積極的に行いながら、給食の質と量の現状や献立の目的、課題等について共有を図ってまいります。
以上でございます。
佐藤喜幸教育総務部長 御答弁申し上げます。
初めに、子ども会・育成会が行う立哨当番につきましては、共働き世帯の増加を背景とした参加の難しさ、さらには子育て世代の減少などから、当番回数が多いと感じられる地域があることにつきましては、教育委員会としても認識しているところでございます。また、地域ごとに対応が異なり、子ども会・育成会だけでなく様々な団体が協力しているケースがあることも承知しております。こうした状況を踏まえ、教育委員会といたしましては、市内各地区での取組事例を紹介するなどにより、地域の実情に即した持続可能な運用ができるよう支援に努めてまいります。
次に、公立学童保育室の利用時間の延長につきましては、勤務時間の延長に伴う支援員の確保や延長保育に係る保護者の費用負担などの課題があることから実施には至っていない状況にございます。
しかしながら、多くの保護者からは、市の保育園と同様に十九時までの開室の要望が寄せられておりますことから、現在、支援員の確保など利用時間の延長について検討しているところでございます。
以上でございます。
矢崎東洋市民部長 御答弁いたします。
交通指導員の後任者確保の支援についてでございます。
交通指導員の選定方法につきましては、学校が通学路上の危険な場所など交通指導が必要と思われる場所を選定した上で、地域の交通安全に熱意のある方などを推薦し、市が有償ボランティアとして登録することとしております。
学校での人選方法につきましては、地域の自治会などに相談する場合や、学校が保護者にチラシを配布する場合など様々でございます。市といたしましては、これまでも要望のあった学校には、保護者に配布するチラシの原稿を作成するなどの対応を行っておりますが、今年度は地域での募集と並行いたしまして、市のホームページや公式SNSでの募集記事の掲載を開始いたしました。
今後につきましても、広報川越への募集記事の掲載を検討するなど、学校や地域の皆様と協力しながら交通指導員の確保に取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
佐藤利貞こども未来部長 御答弁申し上げます。
初めに、学校の夏休みなどの長期休業中における預け先についてでございます。
夏季休業期間中などに児童の預かりを行うことは、施設や人員の確保などの課題も多く、現時点では難しいものと考えております。こうした預かり機能はないものの、現在、すくすくかわごえで実施しているこどもの居場所事業では、ボランティアによる見守り協力員を配置し、不定期の開催ではございますけれども、子供たちが安心して過ごせる環境を提供しているところでございます。
今後ともこどもの居場所事業の拡充に努めながら、市民ニーズに応じた対応についても検討してまいりたいと考えております。
次に、屋内における子供の居場所の確保についてでございます。
近年の猛暑の影響により子供たちが屋外で遊ぶことに大きな制約が生じていることは認識してございます。そのためこどもの居場所事業として、公民館をはじめとした子供たちにとって身近な公共施設などにおけるフリースペースの活用や、教育委員会において市内小学校で実施している放課後子供教室などを通じて、暑さの影響を受けない活動の場所の確保に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
中原秀文議員 一回目の道路の冠水対策についての質問に対しそれぞれ御答弁を頂きました。
御答弁では、これまでの冠水実績を基に冠水が発生するおそれのある箇所として、おおよそ四十カ所を想定されているとのことでした。また、道路冠水が発生した際には、様々なルートから情報を把握されており、状況に応じた対応を実施されていること。さらに、情報の把握から実際の対応に至るまでには、一定程度の時間を要することもあるということ、そして警察とも連携し、冠水の深さに応じて通行止めの看板を設置されているとの御説明を頂きました。こうした御答弁から、発生後の対応については、一定の体制が整っていることが確認できました。
しかし、私は道路冠水の事前防止策についても何らかの取組が必要であると考えております。
そこで、二回目の一点目として、道路冠水の発生を軽減するために、市として現在どのような取組を実施されているのか。また、冠水軽減の手法として、ほかにはどのような方法が考えられるのか併せて御答弁をお願いいたします。
さらに、二点目として、道路管理者として実際に道路冠水が発生した際に迅速な対応が可能となるような体制整備の観点から、どのような施設整備を行っているのかについてお伺いいたします。
以上、この項目の二回目の質問といたします。
続きまして、二つ目の項目、児童を取り巻く環境整備についても御答弁を頂きました。
まず、給食の量への対応につきましては、御答弁にありましたように、今後は校長会においても、栄養士や児童生徒、担任などからの意見を積極的に取り入れていただき、給食の質と量の現状や献立の目的、課題について共有を図っていただいた上で、量と残菜の課題に対応していただきたいと存じます。引き続きの御対応をお願いいたします。
通学路の課題についても御答弁を頂きました。
立哨当番については、地域の実情に即した持続可能な運用ができるよう支援に努めていかれるとのことでした。ぜひ保護者の方々の実情をしっかりと受け止めていただき、対応をお願いしたいと思います。
また、交通指導員の後任者確保の支援については、広報川越への募集記事の掲載を検討するなど、学校や地域の皆様と協力しながら確保に取り組んでいくとのお考えを示していただきました。保護者の皆さんの不安を払拭するためにも、市として全面的な支援をお願いいたします。
さらに、通学路の危険箇所への安全対策についても御答弁を頂きました。
通学路に関する要望は、学校を窓口として学校管理課へ提出され、その後、防犯・交通安全課を経て、関係部署が対応を検討し、学校へ回答する流れになっているとのことでした。
流れについては理解をさせていただきましたが、二回目の一点目として、学校からの通学路安全対策の要望について、具体的にどのように対応をされているのか確認をさせていただきます。
子供たちの居場所づくりについてもそれぞれ御答弁を頂きました。
学童保育室の利用時間については、多くの保護者から市の保育園同様に十九時までの開室を望む声が寄せられており、現在、支援員の確保など延長について検討しているとのことでした。ぜひ実現していただき、保護者の皆様の切実な願いに応えていただきたいと思います。
長期休業中の児童の預け先については、夏季休業期間中の対応は、現時点では難しいものの、市民ニーズに応じた対応について検討されるとのことでした。また、猛暑期における室内の居場所の確保については、子供たちにとって身近な公共施設などを活用し、暑さの影響を受けない活動の場を確保していくとの前向きな御答弁を頂きました。
これまで何度も申し上げておりますが、共働き世帯の状況をぜひ想像してみてください。子供たちが安心して過ごせる居場所があれば、保護者の皆さんは安心して仕事に専念できる環境につながるものと考えます。このようなことからも、子供の居場所については、求められる役割も含め、その重要性は年々高まっているものと考えます。
市としてのお考えを二回目の二点目としてお伺いいたします。
以上、二回目の質問といたします。
大成一門建設部長 一項目めについて御答弁申し上げます。
道路冠水の軽減方法についてでございます。
冠水の軽減につきましては、排水施設の機能確保が重要であることから、台風シーズン前の点検や日常の清掃など、必要な対応に努めているところでございます。
また、排水先となる水路や公共下水道などへの排水経路が確保されていることは前提となりますが、道路側溝など排水施設の整備や排水能力の増強及びアンダーパスにおける常設の排水ポンプ設置などが考えられるものでございます。
次に、道路管理者としての施設整備についてでございます。
整備の状況につきましては、冠水実績の多いアンダーパスなどにおいて、排水ポンプや冠水表示板などにより、道路交通の安全確保に努めているところでございます。現在、排水ポンプを十四カ所、冠水表示板を六カ所、監視カメラを二カ所整備してございます。
また、大字下松原地内、関越自動車道のアンダーパスや大字的場地内、JR川越線のアンダーパス及び大字下広谷地内の鎌倉橋付近において、冠水時に水深が分かる路面標示を整備してございます。
以上でございます。
矢崎東洋市民部長 二項目めにつきまして御答弁いたします。
通学路の安全対策要望への対応についてでございます。
本市では、市内の各小中学校から通学路の点検に伴う安全対策などの要望を随時受理しており、令和六年度には十四校から二十四件の御要望を頂いております。
受理した御要望につきましては、緊急性や危険性を精査し、防犯・交通安全課において早急に対応できるものは速やかに実施するとともに、必要に応じて交通管理者である警察に、市道を管理する庁内の部署や県道を管理する川越県土整備事務所などの道路管理者に対応を依頼するなど、通学路における危険箇所について随時対応を行っているところでございます。
以上でございます。
佐藤利貞こども未来部長 御答弁申し上げます。
子供の居場所の役割や重要性についてでございます。
子供の居場所は、家庭や学校以外の第三の居場所として、放課後児童クラブ、児童館、子供食堂、学習支援の場など多様な形態がございます。子供が安全で安心して過ごすことができる居場所を確保することは、子供の健やかな成長を地域社会で支える上で重要であると認識してございます。
本市といたしましては、現在こうした子供の居場所の充実に向けて取り組んでおり、引き続き国の動向や他市の取組などを参考にしながら、新たな市民ニーズへの対応にも努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
中原秀文議員 二回目の道路の冠水対策についての質問に対しそれぞれ御答弁を頂きました。
御答弁から、道路の冠水軽減策についても、実際に冠水が発生した際の対応についても様々な形で対策が講じられていることを確認させていただきました。
改めて申し上げますが、市民の方から知人がハイブリッドカーで冠水した道路に進入し、車が故障し、廃車を余儀なくされたというお話を伺ったことは、既に冒頭でも申し上げたところでございます。
我々行政に携わる者にとって市民の生命、そして財産を守ることは、極めて重要な責務の一つであると改めて認識しているところであります。
一回目の御答弁では、冠水が発生した際には、現場の状況に応じて通行注意や通行止めの表示を行い、またホームページ、SNS等を通じて情報発信をされているとのことでした。こうした対応は非常に重要であることは言うまでもありませんが、御答弁でもあったように、実際の対応までに一定の時間を要しているという点は見逃せません。その間に車両が冠水箇所へ進入してしまえば、せっかくの対策も十分に機能しない可能性があります。
私は、道路冠水対策においてはタイミングが最も重要であると考えております。要するに冠水が発生してから表示板が設置されるまでの間、あるいはSNS等で情報が周知されるまでの間に車両が冠水箇所へ進入してしまえば、せっかくの対策も十分な効果を発揮できないということになるからであります。だからこそ、冠水が発生した際には、その道路を通行中の方、また通行する可能性のある方に対して、できる限り早く確実に情報を届けることが何よりも重要だと考えます。これらの点を踏まえても、道路冠水対策には、ハード面、ソフト面の両面からの取組が必要不可欠であると考えております。
そこで、この項目の最後に、道路冠水における事故等防止、軽減するためのハード対策及びソフト対策について、市としてどのように取り組んでいかれるのか、市長の御所見をお伺いし、この項目の一般質問といたします。
次に、児童を取り巻く環境整備についてもそれぞれ御答弁を頂きました。
通学路安全対策の要望への具体的な対応については、受理した要望を緊急性や危険性で精査し、防災・交通安全課で早急に対応できるものは速やかに実施し、必要に応じて警察や道路管理者に依頼するなど、通学路の危険箇所について随時対応しているとの御答弁でした。
本年六月議会の一般質問でも申し上げましたが、私の地域の長年の課題であった通学路の危険箇所を改善していただいたことは、市職員の皆様の御尽力によるものとここで改めて感謝を申し上げます。引き続き子供たちの安全な通学のためにも、通学路の安全対策に御協力くださいますようお願いいたします。
子供の居場所については、市として子供の居場所の充実に向けて取り組んでいること、また国の動向や他市の取組を参考にしながら、新たな市民ニーズへの対応にも努めていきたいとの御答弁でした。
子供が安心して過ごせる場所を提供することは、現代社会において最も重要な施策の一つだと考えます。今後ともしっかりと対応していただきますようお願いいたします。
さて、今回の議論の中でも、共働き世帯が増加していることは何度も申し上げてきました。これまで取り上げてきた課題が影響し、今、就いている仕事を辞めざるを得ないといった、そのような事態は何としても避けなければならないと考えます。
現在は労働人口の減少が懸念される中であり、そのような事態は、地域経済、ひいては日本の国の経済の損失にもつながりかねず、このようなことは絶対に避けなければならないと強く思うところであります。こうした状況を認識していただき、市としても対応していただけますようお願いいたします。
最後に、共働き世帯が増えている現状において、これに伴う様々な課題が生じていることは、今回の議論を通じて市長にも御認識いただけたものと存じます。こうした児童を取り巻く環境の変化に対して、市としてどのように取り組むべきと考えるのか、森田市長のお考えをお伺いするとともに、市民の生命、財産を守るため、そして子供たちの未来を確かなものとするために、道路冠水対策と児童を取り巻く環境整備の取組が着実に前進することを強く期待いたしまして、私の一般質問といたします。
森田初恵市長 御答弁いたします。
まず、一項目めについて、道路冠水による事故等の防止、軽減に向けた市の考え方についてでございます。
近年、全国各所において台風や短時間の局所的豪雨により道路が冠水し、通行障害が発生している報道が多くなっていると認識しており、本市につきましても、雨の降り方が変化する中で、ハード対策とソフト対策を組み合わせ、安全に利用できる道路環境の整備を進めていきたいと考えております。
ハード対策といたしましては、道路周辺の地形や車両通行量の状況、排水先や迂回先などを考慮した上で、多様な排水施設の整備を順次進めていますが、近年の雨の降り方では、完全に道路冠水を生じさせないようにするのは極めて困難ですので、ドライバーや歩行者が視認しやすい冠水時通行注意の注意喚起看板及び路面標示の整備を進めてまいります。
ソフト対策といたしましては、市民の皆様をはじめ市内を通行する方が冠水等による危険な箇所を通行することがないよう、市ホームページやSNSなどを通じて通行止め情報を速やかに発信できる体制について、システムの導入も含め検討してまいりたいと考えております。
最後に、二項目め、共働き世帯が増えるなどの環境変化に対する考えでございます。
我が国の共働き世帯は七割に達し、さらに増加傾向にあるとされています。また、子育て世帯の核家族化や地域のつながりの希薄化など、子供、子育てを取り巻く環境は大きく変化し、これに伴って新たな課題も出てきているものと感じており、こうした環境の変化に適切に対応していくことが必要と考えております。
今回、議員から指摘のあった通学や子供の居場所などに係る諸課題にも、現状を把握しながら教育委員会とも連携し、検討してまいりたいと考えております。
なお、子供、子育てに係る諸課題については、私もタウンミーティングなどを通じて市民の皆様の御意見を伺いながら、できるものから改善に努めているところでございます。
今後も現状と市民ニーズの把握に努め、様々な子供、子育て環境の変化に対応し、地域全体で子供たちを支える環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。